除夜の鐘について

【除夜の鐘のいわれ】
 一年最後の晩、大晦日(おおみそか)の夜、午前零時前後に「除夜の鐘」が打ち鳴らされます。「除夜」とは、旧年を除くところから名づけられ、「除夕」ともいいます。
 迷える心を持つ私たちの煩悩(悩み、苦しみ)は百八あるといわれています。その煩悩を、鐘を撞くことで取り去り、清浄な新春を迎えるため、お寺では百八回、地域の方々で鐘をつき鳴らします。
 
【どんなことをするのか】
 当山の場合、まず初めに住職が般若心経、次に偈(げ)を唱えてお祈りをします。その後、お集まりの皆さんに鐘をついていただきます。その間、住職は本堂で、皆様方が一年間無事に過ごすことができたことを感謝すると共に、来る年も幸い多き日々であることをご祈祷(きとう)し、魔除けの「般若札」の開眼供養をします。
 
【祈りのことば】
 般若心経の後におとなえする偈(げ)を紹介させて頂きます。
 「この鐘声(しょうせい)を聞いて
  煩悩をかろんじ 智慧長じ
  菩提(ぼだい)を生じ
  地獄をはなれ 火坑(かきょう)を出ず
  願わくば仏となって 衆生を度せんことを」
 
 「この鐘の声を聞いたすべての人が、
  煩悩をとりさって、安らかな気持ちになり、
  地獄をはなれ、苦しみから脱することができますように。」
  という祈りのことばです。これは、毎日の昏鐘の後にもおとなえしています。
 
【地元のお寺で】
 聖福寺では毎年、午後十一時四十五分くらいから、除夜の鐘を打ち鳴らします。ライトアップをして、ぜんざい・般若酒・お菓子などのお接待を準備して、皆様方をお待ちしております。あなたの地元のお寺さんでも、きっとお迎えくださいます。百八の煩悩をみんなで一緒に取り去って、新たな気持ちで共に新年をお迎えください。

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